読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Surface Pro 4 / 3 ビジネス活用日記

Surface Pro 4 / Surface 3 の意外と知らない活用法を発信します

Surface 2非公式マニュアル(32) 今が"旬"OneNoteの新機能4つを使いこなす

  f:id:iwam:20140324114820p:plain

Microsoft OneNote | The digital note-taking app for your devices

 

新生OneNoteの追加機能の使い勝手はどうなのか?

 

先週、マルチデバイス戦略を強く打ち出したOneNoteは大きく注目されました。特に、新規リリースのMac版はユーザーの関心を集めたようです。

 

MicrosoftのOneNote、Macアプリストアのトップに躍り出る | TechCrunch Japan

 

Onenoteは、サービス強化の一環として、以下のような機能追加を行っています。山口健太氏が解説している通り、これは、「クラウドサービスとしての」OneNoteの再出発を示すものといえるでしょう。

 

『OneNote』は無料化とAPI公開でEvernoteに対抗できるか

 

では、肝心の新機能の使い勝手はどうなのか? 早速試してみましたよ。

 

今回のOneNote新機能は4つ

 

先週のアップデートで追加されたOneNoteの新機能は4つあります。

 

  1. OneNote Clipper」によるWebページのクリップ
  2. 電子メールによるノートの追加
  3. ドキュメントスキャン機能の提供
  4. 他のアプリとの連携機能の搭載

 

この4つを実際に使ってみて、有用なのかを試してみようというのがこの記事の主眼です。

 

1.評価△:「OneNote Clipper」によるWebページのクリップ

 

閲覧中のWebページをOneNoteにクリップできるブックマークレット

 

これまでも、Webページを手動でコピーしノートに貼り付けることはできましたが、ボタン1つでOneNoteにページを送ることができるようになったため、より簡単に利用できるようになりました。

 

利用には、まず、OneNote.comから専用のブックマークレットをブラウザのお気に入りに登録する必要があります。

 

f:id:iwam:20140324123447p:plain

 

「Clipperを取得」をクリックすると、IEのお気に入りに追加できる画面が表示されるので、「OneNoteにクリップ」を右クリックして「お気に入りに追加」を選択。

 

f:id:iwam:20140324123817p:plain

OneNote Clipper Installation

 

ガイドのとおり「お気に入りバー」に追加しておくと、クリップの手間が省けて便利でしょう。

 

f:id:iwam:20140324124727p:plain

 

お気に入りバーに「OneNoteにクリップ」というリンクが追加されるので、クリップしたいWebページを閲覧しているときにリンクを選択すれば、ページをOneNoteに送ることができます。

 

Webページが画像になってクリップされるので、使い勝手は発展途上

 

さて、このClipper、名前が示す通り、「Evernote Web Clipper」と同様の機能です。

 

Evernote Web クリッパーの新機能 | Evernote

 

しかし、Evernoteのクリッパーが、WebページをInstagramよろしく読みやすく整形して保存してくれるのに対し、OneNoteのそれは、単にWebページの画像イメージを保存するだけです。

 

f:id:iwam:20140324124832p:plain

 

試しに当ブログのトップページをクリップしてみました。実際に試していただくと一目瞭然ですが、なんだかフォントもきれいでないし、字にジャギーが出て汚い。

 

残念ながら、現時点では、Windows 8.1の共有チャームの画面キャプチャーかSnipping Toolsでクリップしたほうがよいのではと思いました。

 

Evernoteのような「あとで読む」のに適した表示方法は情報のストックに向いていると思うので、この機能については、今後の改善を期待したいと思います。

 

また、専用ブックマークレットSurface 2(IE11)では使えましたが、iPhoneSafari)では使えませんでした。モバイルのほうがクリップのニーズは高いので、スマートフォンにもぜひ対応してもらいたいものです。

 

2.評価○:電子メールによるノートの追加

 

電子メールの内容をクリップしておきたい時に便利な機能です。

この機能を利用するためには、あらかじめOneNote.comでメールアドレスの登録を行っておく必要があります。

 

f:id:iwam:20140324125606p:plain

 

「メールを設定」のリンクをクリックすると、メールアドレスの登録画面に進むことができます。Microsoftアカウントでログインしていれば、そのメールアドレスが既に候補として表示されているはずです。

 

f:id:iwam:20140324125949p:plain

 

 このチェックボックスにチェックを入れて、「保存」すれば準備は完了です。

 

あとは、登録したメールアドレスから「me@onenote.com」あてにメールを送信すれば、自動的にノートとして保存されるようになります。

 

Surfaceのニュースレターを試しに転送してみたところ、こんな感じになりました。

 

f:id:iwam:20140324131141p:plain

 

こちらは、Webページクリップと違い、字が読みづらいという問題はありません。

 

クリップしておきたい電子メールを転送しておくには適しているサービスのように感じました。

 

 3.評価?:ドキュメントスキャン機能

 

肝心のアプリが日本で使えない残念機能

 

ドキュメントやホワイトボードを撮影し、ノートとして保存する機能です。光学式文字認識(OCR)機能により、画像中のテキストを認識して検索できるようになります。

 

f:id:iwam:20140324133121p:plain

 

この機能は、日本国内のユーザーにとっては評価が難しい。なぜなら、利用するためのアプリ「Office Lens」がWindows Phone 8専用だからです。

 

Office Lens: A OneNote scanner for your pocket | Office Blogs

 

iPhoneAndroidアプリがないので、大多数のユーザーは使えない。実に惜しいですね・・。

 

一応、WindowsストアアプリのOneNoteには、同様のスキャン機能がついていますが、いうまでもなくタブレットよりもスマートフォンの方が機動力があるので、スマートフォンアプリのマルチデバイス対応が望まれます。

 

Windowsストア版OneNoteに写真の遠近補正やOCR機能が搭載 〜Windows 8.1とタブレットでより便利に - PC Watch

 

クラウド側にOCRを実装しないのか?

 

ところで、EvernoteGoogle Driveはアプリ側ではなくサービス(クラウド)側にOCR機能を持っています。

 

同期することによりノートが Evernote へ送信されると、そのノートから PNG・JPG・GIFMIME 形式と一致するすべての Resources が複数の OCR光学文字認識)専用サーバへ送信されて、サーバ側の文字認識処理によって抽出された文字が返されます。文字認識の結果は、recoIndex と呼ばれる、ノート閲覧時には見えないメタデータ属性としてノートに追加されます。

Evernote の画像認識の仕組みについて | Evernote日本語版ブログ

 

機能を追加するなら、デバイス側は単なる画像としてクリップし、後からOCRをかけられた方が便利ではないのか? という気がします。

 

この機能は今後の改善に期待ですね。

 

4.評価△:他のアプリとの連携

 

サードパーティのアプリとの連携が可能になりました。

 

OneNote Featured Apps

 

連携先は、EPSON・brotherのプリンター、RSSリーダーFeedly、スキャンアプリJot Not、オートメーションアプリIFTTTなど、様々です。

 

プリンターの場合はスキャン結果を直接OneNoteに送れるようになり、FeedlyはフィードをOneNoteにクリップすることができます。

 

feedly: your news. delivered.

 

試しに、手持ちのiPhone用スキャナアプリ「Jot Not Scanner」で連携機能を試そうとしました。

 

f:id:iwam:20140324135328p:plain

 

しかし、連携するクラウドストレージの選択肢に「Dropbox」「Evernote」等は表示されるのですが、「OneNote」は出てきません。「Open in」ダイアログを表示しても、「OneNote」はありません。

 

Jot Notのアプリ自体、最新版は2013年11月時点なので、現時点では連携機能がまだ実装されていないのかもしれません。

 

いずれにせよ、ほかのアプリとの連携機能は、Evernoteがはるか先を行っているので、いろいろなアプリが普通に対応してくれるまでには、まだ少し時間がかかるような気がします。

 

結論:OneNoteWebサービスはまだ始まったばかり。今後の機能改善に期待

 

以上、新機能4つを一通り試してみましたが、電子メール送信機能以外は、使い勝手にまだ今一歩のところが目立つというのが第一印象です。

 

ユーザーのフィードバックを得て、着実に機能改善が進むことを期待したいと思います!

 

 

↓もし、当サイトの記事がお役に立ちましたら、ブクマないしツイートしていただけますと励みになります!