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Surface Pro 4 / 3 ビジネス活用日記

Surface Pro 4 / Surface 3 の意外と知らない活用法を発信します

究極のモバイルツール ー Surface 3 を理解する "3" つのポイント

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メーカー:Y!  mobileなのにはわけがある。

 

Surface 3 は、Surface 2 /RT とは全然別の製品なのです

 

既報のとおり、ついにSurface 3が国内でも発表されました!

Surface 2 までより高価格帯に設定されたこと、 個人向けは LTE モデル限定になったことはかなりのインパクトがあったようで、「なぜ?」という反応も多いようです。

 

「Surface 3」 発売も早くも不満の声!? 「日本だけ価格高い」「wi-fiモデルがない」 〈ASAhIパソコン〉|dot.ドット 朝日新聞出版

 

そこで、この記事では、Surface 3 とはどのような製品なのか、初代からSurfaceシリーズを使い続けてきた私なりに整理してみました。

 

1. Surface 3は、「見る」「読む」ことよりも「作る」ことに重点を置いた製品である

 

Surface 2 までは、タブレット向けアプリとOfficeが使える安価で間口の広い製品という位置づけでしたが、Surface 3は、「作る」ことにより重点を置いた製品になっています。

 

Surface のマーケティング責任者  Brian Hall 氏は、インタビューで現行Surfaceシリーズの位置づけについてこのように語っています。

 

 タブレットにおけるライバルは、ゲーム、音楽、映画などについて話をしていることが多かったと思いますが、我々が考えているのはよりよく仕事をこなして成功することだったり、学生であれば学習効率を上げることであり、クリエイターならよりよい成果物を得られるようにすることです。そこにフォーカスしてきました。

本田雅一のクロスオーバーデジタル:新Atom x7を搭載した「Surface 3」の気になる性能は?――米Microsoft担当者に聞く (2/3) - ITmedia PC USER

 

「作る」ことにこだわった結果が、 Intel の最新CPU "Atom x7"の搭載であり、ペン・ドッキングステーションなどの Pro シリーズ同等のアクセサリの用意であったりするわけです。

 

2. Surface 3は、Surface Pro 3の下位モデルではなく「もう1つの完成形」である

  

Surface 3 は、形式的にはSurface Pro 3の下位モデルに位置付けられており、事実、価格はSurface Pro 3より安価に設定されていますが、私はむしろ「ありえたかもしれない、もう1つのSurface Pro 3」と考えています。

 

Surface Pro 3より絶対的なパワーは劣るが、タブレットとしては最高クラスの性能をもち、小型・軽量・ファンレスで LTE 搭載。

「いつでも持ち運べる」「どこでも使える」機動力では、Surface Pro 3を上回るのがSurface 3です。

 

Surface 3 は、「モビリティ」と「パフォーマンス」のバランスを、Surface Pro 3とは違う形で表現した、「もう1つの完成形」といえるでしょう。

 

3. Surface 3 は、ビジネス向けの製品で(も)ある

 

今回のSurface 3の発表で、もっとも意外だったのが、「個人向けの販売を、なぜワイモバイルが独占するの?」ということでしょう。

冒頭に引用したヨドバシ.com でも「メーカー:Y! mobile」(?)と書かれています。

 

これは、日本マイクロソフトとソフトバンクが業務提携した結果であり、その結果、ビジネス向けはソフトバンクが、個人向けにはワイモバイルが販売することになった点に注目すべきでしょう。

 

www.softbank.jp

 

すでに提携の成果は表れつつあるようです。

 

japan.zdnet.com

 

「LTEとクラウドの組み合わせにより、新しい使い方を実現する業務用デバイス」として新市場を創出するための提携が、個人向けに波及したという解釈もできますね。

 

結論:間口の広さはなくなったが、唯一無二の究極モバイルツール

 

 

結論としては、このようにまとめさせていただきます。

 

  • Surface 3はガジェットではない! 何かを作るための「ツール」だ!
  • 最高のモバイルツールを求める人にこそおすすめしたい! 
  • 新しい Macbook? その前に、検討すべきものがあるでしょう!

 

Surface Pro 3 は、スリープ中に Windows Update を実行することが可能

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Surface Pro 3 は、夜間に Windows Update を実行させることはできないのか?

 

 

Surface Pro 3 の搭載する Windows 8.1 では、初期状態では、Windows Update を含む自動メンテナンスを毎日午前 2 時に実行するようになっています。

 

午前 2 時には、多くの場合マシンはスリープ状態になっていることから、 コントロール パネルには、「スケジュールされたメンテナンスによるコンピューターのスリープ解除を許可する」という設定が用意されています。

 

しかし、Surface Pro 3 の場合、この部分はグレーアウトしており、設定できません。

これは、Surface Pro 3 では夜間に自動メンテナンスを実行することはできないということなのでしょうか?

 

Surface Pro 3 はスリープ状態のままで自動メンテナンスを実行できる

 

 

実は、この項目が設定できないのは、設定する必要がないからです。

 

Surface Pro 3 は、スリープ状態を解除しなくても、スリープのままで自動メンテナンスを実行することが可能です。

これは、Surface Pro 3 のスリープは、 InstantGo ないし Connected Standy と呼ばれる状態になるためです。

 

システムログを参照すると、夜間に更新プログラムのインストールが行われていることがわかります。

 

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Powercfg /batteryreport のログを参照すると、この間、システムはずっとスリープ状態でした。

 

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Connected Stanby についての技術文書

 

 

技術文書を参照すると、 Connected Standby 状態では、 AC 電源に接続されている場合、自動メンテナンスが行われることが記載されています。

 

ご関心のある方は、こちらをご参照ください。

 

Other connected standby functionality (Windows Drivers)

 

Surface Pro 3 で外付けディスプレイのスケーリングがうまくいかない問題の救世主は Windows 10

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Surface Pro 3 の外付けディスプレイのスケーリング設定について

 

Surface Pro 3 は、「これさえあれば、何もいらない」をキャッチフレーズとしており、デスクでも運用できることが特長の 1 つです。

そして、デスクでの運用を快適にする周辺機器が「Surface Pro 3 ドッキングステーション」です。

 

このドッキングステーションに外付けディスプレイを接続しておくことで、マルチディスプレイ環境を実現することが容易になります。

 

しかし、現行の Windows 8.1 では、外付けディスプレイ接続時の拡大率(スケーリング)の設定に一定の制約があります。この記事では、その内容と開発中の Windows 10 で追加された新たな設定方法についてご紹介します。

 

Windows 8.1 での拡大率設定(スケーリング)のしくみ

 

Windows 8.1 では、マルチディスプレイ環境において、ディスプレイの拡大率を個別に変える機能が追加されています。

しかし、これは、「ユーザーが任意の拡大率を指定できる」という意味ではありません。システムがそれぞれのディスプレイに最適な拡大率を選択して設定します。

 

ユーザーが可能なのは、システムが設定する拡大率を、スライダーで相対的に大きくしたり、小さくしたりすることです。

スライダーを上下すると、各ディスプレイの拡大率が連動して上下します。

 

f:id:iwam:20150503155222p:plain

詳しい仕組みについては、こちらのドキュメントをご参照ください

 

DPI に関連する API およびレジストリ設定

 

問題は、システムが自動で設定する拡大率が実際にどうなるのか、ということですが、一般的と思われる「Surface Pro 3 + 21 ~ 24 インチクラスのディスプレイ」の環境で確認してみました。

 

システムが実際に設定する拡大率には、少々癖がある

 

Surface Pro 3 + 24 インチモニタ (1920 * 1200 ピクセル) で、実際に設定される拡大率がスライダーの設定によってどうなるのかを確認した結果が以下のとおりです。

 

(A: 推奨設定)

Surface Pro 3 :                 150 % (144DPI)

外付けディスプレイ:         125 % (120DPI)

 

(B: 一段階縮小)

Surface Pro 3 :                  125 % (120DPI)

外付けディスプレイ:          125 % (120DPI)

 

(C: 二段階縮小)

Surface Pro 3 :                  100 % (96DPI)

外付けディスプレイ:          100 % (96DPI)

 

推奨設定では外付けディスプレイ側の文字やアイコンが 125% に拡大され、やや大きめになります。

他方、外付けディスプレイ側の拡大率が 100% になるまで縮小するとSurface Pro 3 側の

表示がやや小さめになります。

 

それぞれ、単体で利用する場合は、Surface Pro 3 が 150% 、外付けディスプレイが 100% が推奨設定になりますが、マルチディスプレイ環境で拡大率をその値に設定する方法がありません。

 

Windows 10 では、拡大率の設定方法が変更 + 推奨設定で使える

 

実は、 Windows 10 の最新ビルド 10074 では拡大率の設定方法が変更されており、ユーザーがディスプレイごとに任意の拡大率を選択できる機能が追加ました。

また、推奨設定の拡大率も変更されています。

 

本体ディスプレイの拡大率:推奨 150%

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外付けディスプレイの拡大率:推奨 100%

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Windows 10 は開発中のため、GA 版にどのような形で実装されるかは未確定ですが、お試しいただき、フィードバックを送っていただくと改善の助けになります。

 

Windows 8.1 での回避策

 

必ずしもベストの設定ではありませんが、以下の設定を実施すると、拡大率を本体 150% - 外付けディスプレイ 100% にした状態に近い設定にすることができます。

 

Surface Pro 3 側の表示のシャープさは減少しますが、外付けディスプレイの表示は見やすくなりますので、外付けディスプレイをより重視される場合に適しています。

 

・「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」をオン

・拡大率を「小 (100 %) 」に設定

・Surface Pro 3 側の画面解像度を 1440 * 900 または 1680 * 1050 に設定

 

こちらの記事が参考になります。

 

snow-white.cocolog-nifty.com

 

Surface Pro 3 でサポートされる OS は Windows 8.1 Pro 以上 / Update / 64 ビット版のみ

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Surface Pro 3 でサポートされる OS は 3 種類のみ。ご注意を!

 

法人ユーザーの皆様は、 Surface Pro 3 にプリインストールされている Windows 8.1 Pro Update x64 ではなく、別途ボリューム ライセンス版の OS をインストールするケースも多いのではないかと思います。

 

そのようなケースでは、Surface Pro 3 が動作をサポートする OS は、 3 種類のみであることにご注意ください。

具体的には、以下の 3 種類になります。

 

  • Windows 8.1 Pro Update x64
  • Windows 8.1 Pro Update x64
  • Windows 8.1 Embedded Industry Pro / Enterprise Update x64

 

詳細については、下記の公式ドキュメントで詳しく説明されていますので、ご参照ください。

 

Supported operating systems for Surface Pro, Surface Pro 2, and Surface Pro 3

 

サポートされないバージョン・エディションは何か

 

逆に言えば、動作がサポートされないのは、以下のケースになります。

 

  • 32 ビット版
  • Windows 8.1 (Update なし)以前のバージョン
  • Pro / Enterprise ではない無印のエディション

 

32 ビット版は正常に起動しない可能性があります。

また、Windows 7 や、 Windows 8 系でも Windows 8 と Update 1 が適用されていない Windows 8.1 もサポート対象外です。

また、 主にコンシューマー向け PC で利用される Pro / Enterprise ではない無印エディションもサポートされません。

 

Surface Pro 3 のファームウェア・ドライバー最新版の確認方法

Surface Pro 3 のファームウェア・ドライバーの最新版のバージョンを確認する方法はないか?

 

現状では、Surface Pro 3 のファームウェア・ドライバーの最新版を HP などで直接確認する手段はないのか? と聞かれると、ない…ということになってしまうような気がします。

 

では、全く確認する手段がないのかというと、必ずしもそういうことでもない。確認する手段自体はあります。

 

Surface Pro Firmware and Driver Pack のなかに、Readme.txt ファイルがあり、ここにファームウェア・ドライバーのバージョン一覧が書いてあります。

しかし、ダウンロードしないと確認できないのではやはり不便。

ということで、現時点で最新の 15/03/26 版の内容を引用してみました。

 

ファイルの読み方は、

デバイス名 → 最新版のバージョン → ドライバーファイルの名称 となっています。

 

*********ReadMe*********
This README describes the versions of the components found in the SurfacePro3 cumulative firmware and driver update package, released in March 2015.
====================================================================================
************************
Device: SurfacePro3
************************
******************************************************
System Requirements: Windows 8.1 Pro
******************************************************
************************************
Source: Microsoft Download Center
************************************
******************************************
Complete Firmware and Driver Versions:
******************************************
FIRMWARE:
EC 38.7.50.0 ECFirmware.inf
SAM 3.9.350.0 SamFirmware.inf
TOUCH 426.27.66.0 TouchFirmware.inf
UEFI 3.11.760.0 UEFI.inf
DRIVERS:
Accessory SurfaceAccessoryDevice 2.0.1012.0 SurfaceAccessoryDevic...
Accessory SurfaceCoverAudio 2.0.722.0 SurfaceCoverAudio.inf
Accessory SurfaceCoverClick 2.0.375.0 SurfaceCoverClick.inf
Accessory SurfaceCoverTelemetry 2.0.722.0 SurfaceCoverTelemetry...
Accessory SurfaceTouchCover 2.0.722.0 SurfaceTouchCover.inf
Accessory SurfaceTouchCover2FwUpdate 2.0.722.0 SurfaceTouchCover2FwU...
Accessory SurfaceTouchCoverFwUpdate 2.0.722.0 SurfaceTouchCoverFwUp...
Accessory SurfaceTypeCover 2.0.364.0 SurfaceTypeCover.inf
Accessory SurfaceTypeCover2FwUpdate 2.0.722.0 SurfaceTypeCover2FwUp...
Accessory SurfaceTypeCoverFwUpdate 2.0.722.0 SurfaceTypeCoverFwUpd...
Accessory SurfaceTypeCoverV3FwUpdate 2.0.1021.0 SurfaceTypeCoverV3FwU...
Accessory SurfaceWirelessAdapter 1.0.1.0 SurfaceWirelessAdapte...
Audio DockingStationAudioDevice 1.31.35.7 msdokub.inf
Audio HdAudio 6.0.1.7198 HDXMSSDS1.inf
Camera LifeCam 5.20.1034.0 TrueColor.inf
Display DisplayAudio 6.16.00.3161 IntcDAud.inf
Display Graphics 10.18.14.4029 64dp4029.inf
Display SurfaceDisplayCalibration 2.0.1002.0 SurfaceDisplayCalibra...
Network Bluetooth 15.68.3073.151 mbtr8897w81x64.inf
Network SurfaceEthernetAdapter 8.10.0830.2013 msu64w8.inf
Network SurfaceGigabitEthernetAdapter 8.14.0704.2014 msu30x64w8.inf
Network WiFi 15.68.3073.151 mrvlpcie8897.inf
Pen SurfacePen 1.0.13.0 SurfacePen.inf
Pen SurfacePenSettingsDriver 3.0.64.0 SurfacePenDriver.inf
System CapacitiveHomeButton 2.0.1179.0 SurfaceCapacitiveHome...
System CardReader 6.2.9200.30164 RtsUStor.inf
System GPIO 1.1.165.1 iaLPSS_GPIO.inf
System I2C 1.1.165.1 iaLPSS_I2C.inf
System LowPinCount 9.4.0.1023 LxLpCore.inf
System ManagementEngine 9.5.24.1790 heci.inf
System SATA_AHCI 9.4.0.1023 LxLpAHCI.inf
System SMBus 9.4.0.1023 LxLpSMB.inf
System SurfaceIntegrationDriver 2.0.1182.0 SurfaceIntegrationDri...
System SurfacePciController 2.0.1151.0 SurfacePciController.inf

 

Surface Pro 3 のグループ ポリシーで休止状態を電源メニューに表示する方法

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休止状態はシステム上有効になっているが、ユーザーが自分で休止状態にすることはできない

 

Surface Pro 3 は、スリープ状態として Connected Stanby (InstantGo) と休止状態をサポートしています。

これは、powercfg /a コマンドを実行することで確認できます。

 

以下のような場合は、システムが自動的に休止状態に移行します。

 

  • Connected Standby 状態になってから 4 時間が経過した場合(電源接続時を除く)
  • バッテリー切れになった場合

 

しかし、「休止状態」は、初期設定では電源オプションのメニューに表示されず、ユーザーが自らの操作によって休止状態にすることはできません。

 

では、長時間持ち運ぶ場合など、確実に休止状態にしておきたい場合はどうすればよいのでしょうか。

 

コントロール パネル で休止状態を表示させることはできないので、グループ ポリシーを利用する。

 

コントロール パネルには、休止状態の表示を有効にする項目はありません。(Hyper-V を有効にすると表示されるようになりますが、非推奨)

 

このため、グループ ポリシーを利用して 電源メニューに「休止状態」を表示します。

 

ローカル グループ ポリシー エディターで、「電源オプション メニューに休止状態を表示する」を「有効」に。

このポリシーが適用されれば、電源メニューから休止状態を選択できるようになります。

 

Surface の外付けキーボードやリモート接続時のキーボードは、なぜ英語配列で認識されるのか

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Surface の 外付けキーボードやリモート デスクトップ接続時に英語配列になってしまうのはなぜか

 

キーボードには、PS/2 接続のキーボードやノート PC のキーボードのように、デバイス固有のドライバーで動作する場合と、USB / Bluetooth キーボードのように、汎用ドライバーで動作する場合があります。

 

前者の場合は、専用のキーボード ドライバーをインストールすれば日本語配列で認識されます。

後者の場合は、レジストリに記録されているキーボード配列の情報を参照して認識されます。通常のPC では、これが日本語配列に設定された状態が初期設定になっています。

 

Surface は、上記のいずれにも該当しません。このため、Surface では、 USB / Bluetooth 接続の外付けキーボードからの入力や、リモート デスクトップ接続時のキー入力などは、レジストリ上の設定をそのまま反映し、英語配列で認識されます。

 

(ただし、タイプ カバーだけは別で、固有のドライバーを使用せず、かつ、レジストリが英語配列に設定された状態で、日本語版のタイプ カバーを日本語配列で正しく認識します。)

 

この問題を回避するためには、下記の KB 文書のとおり、Surface 側で以下のいずれかを実施する必要があります。

 

方法1: PS/2 キーボードのドライバーを上書きして強制的に日本語配列で認識させる

方法2: レジストリを日本語配列の設定に書き換える

 

<参考>

Windows 8 でキーボードが英語配列キーボードとして認識される

https://support.microsoft.com/en-us/kb/416037/ja

 

このうち、方法1は外付けキーボードに限定した対処法となり、リモート デスクトップの場合は効果がありません。方法2(レジストリの修正)の実施が必要です。

また、外付けキーボードについても、ドライバーを上書きしたキーボード以外のものを接続すると、英語配列になってしまいますので、方法 2 のほうが最終的に手間が少なくて済むかもしれません。

 

方法 2 : レジストリで日本語配列に設定する手順

  

(個々の値を変更する方法)

[HKLM\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters] 配下のレジストリ エントリを以下のように設定します。

 

エントリ                                           種類                      値

LayerDriver JPN                                REG_SZ                kbd106.dll

OverrideKeyboardIdentifier               REG_SZ                PCAT_106KEY

OverrideKeyboardSubtype                 DWORD               2

OverrideKeyboardType                      DWORD               7

 

(一括で設定する方法)

下記の -- の間の部分をテキスト エディターにコピーし、 ".reg" という拡張子で保存して実行後、再起動すると設定が反映されます。

-------------------------

Windows Registry Editor Version 5.00

 

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters]

 

"LayerDriver JPN"="kbd106.dll"

"OverrideKeyboardIdentifier"="PCAT_106KEY"

"OverrideKeyboardSubtype"=dword:00000002

"OverrideKeyboardType"=dword:00000007

-------------------------

 

なお、この部分の設定は、 Windows 10 では GUI 上からできるようになっているようですね。( Build 10049 でテスト)

 

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Surface Pro Firmware and Driver Pack の構成ファイルと内容についての覚書 (15/03)

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ダウンロード提供しているファイルはそれぞれ何に使うのか?

 

Surface Pro 3 をカスタム イメージで使う場合や、 WSUS のような社内配信環境を利用している場合に、ファームウェアおよびドライバーを手動で適用するために用意されているのが、Surface Pro Firmware and Driver Pack です。

以下のページからダウンロードできます。

 

Download Surface software, firmware, and drivers from Official Microsoft Download Center

 

 

上記のダウンロード サイトでは、 2015 年 3 月末の時点で、 8 種類のファイルが提供されています。

ただ、この 8 種類がどのような役割のものなのか、まとまって解説している公式コンテンツがない状況なので、この記事では、暫定的なまとめとして書いてみたいと思います。

 

1. ダウンロード提供しているファイルの種類

 

ダウンロード サイトに掲載されている順に、以下のとおりになります。

 

・Surface Ethernet Adapter.zip

・Surface Gigabit Ethernet Adapter.zip

→ OS 展開時に利用する Ethernet アダプターのドライバーです。Ethernet アダプターのドライバー自体は、後述の SurfacePro3_ XXXXXX.zip & .msi に含まれているため、上記以外の場面では使用する必要はありません。

 

・Surface Pro 1 - January 2015.zip

・Surface Pro 2 - January 2015.zip

→ Surface Pro および Surface Pro 2 用のファイルであり、 Surface Pro 3 では使用しません。

 

・SurfacePro3_150326.zip

・SurfacePro3_150326.msi

→ Surface Pro 3 用の最新版のファームウェアとドライバーを 1 つのファイルにパッケージしたもの。つまり、これが Firmware and Driver Pack の本体です。 OS 展開時と更新時に利用します。詳細は後述します。

 

・Surface Pro 3 KB2978002.zip :Surface Pro 3用の更新プログラム(ペンのトップボタンで OneNote を起動する機能を有効にする)

・Windows8.1-KB2969817-x64.msu :Windows 8.1用の更新プログラム(ファームウェア適用時に2回再起動する現象を解消)

→ OS 展開時に利用する Windows 上の更新プログラムです。

 

整理すると、このような構成になります。

  • Surface Pro 3 とは関係ないものが 2 つ
  • OS 展開時のみに利用するものが 4 つ
  • OS 展開時と更新時に利用するもの( Firmware and Driver Pack )が 2 つ

 

2. ファームウェアとドライバーが収録されているファイルの内容

 

配布されているファイルのうち、

 

  • Surface Pro 3_ XXXXXX.zip
  • Surface Pro 3_ XXXXXX.msi

 

という名称の 2 つが、最新版のファームウェアおよびドライバーが収録されている Pack になります。

3月の最新版では、 XXXXXX のところは 150326 という名称になっています。

 

ファイル形式の異なる 2 種類のファイルが提供されていますが、この 2 つは、少し役割が違います。

 

  • zip 版 = Surface Pro 3 のすべてのファームウェアおよびドライバーを zip 圧縮したもの
  • msi 版 = Surface Pro 3 の発売後に更新されたファームウェアおよびドライバーを、msi 形式のインストーラーで一括してインストールできるようにしたもの

 

つまり、 msi 版は更新専用で、最新版のファームウェアおよびドライバーへの更新を容易に行えるようにする目的で提供されているものです。

詳しい解説については、以下のSurface 開発チームのブログ記事をご参照ください。

 

Surface Pro 3 MSI Now Available

http://blogs.technet.com/b/surface/archive/2015/03/04/surface-pro-3-msi-now-available.aspx

 

This installer does not address the scenario of building a Surface image from scratch.  You still need to go to the download center and get the Surface Driver package if you are building an image starting from a base Windows image. For example. The SATA controller driver has never been updated since launch, so it is not in the MSI but it is in the drivers and firmware package on the download center if you are building an image.  That is the current design and the intent is to mirror what is offered by Windows Update.

 

 

Surface 3 = Surface Pro 3 mini 小型・長持ち・LTEで機動力にすぐれたビジネスクラス・タブレット

Surface 3 は、 Surface Pro 3 のビジネス向け機能を継承する新ライン

 

3 月 31 日、Surface 3 が電撃発表されました。

 

blog.surface.com

 

Surface 3 は、Surface 2 / RT の後継モデルというよりは、Surface Pro 3 の DNA を受け継ぎつつ、小型・廉価にしたモデルになっています。

 

上記のアナウンスの中でも、このように触れられていますね。

 

As we planned the next addition to the Surface family, the questions to answer for our customers became simple. What product would we build to be sure we could make the very best of what we built in Surface Pro 3 available to many, many more people? We started with what we’re known for — a great tablet that works as a laptop, the ability to run all Windows apps including full Office, and a pen experience that really sets Surface apart. We knew we would offer all of this in a more affordable package but decided at the outset that we would make no compromise on maintaining the beautiful fit and finish, the craftsmanship that so many love in our Surface products.

 

すでに紹介記事がいろいろ出ていますので、私なりの視点で Surface 3 のポイントを確認してみることにしましょう。

 

(1) Windows 8.1 Pro 以上が搭載可能

 

Surface 3 は、 2 までの ARM アーキテクチャーから、 Intel アーキテクチャーに変更になりました。

 

この変更の結果、法人向けモデルは、ビジネス用のエディションである Windows 8.1 Pro を搭載しています。

これは、企業ドメインへの参加が可能であることを意味します。

 

また、ボリューム ライセンス版の OS を利用してカスタム イメージを展開することも可能になるものと思われます。

 

(2) プロ向けの機能・インターフェースの搭載

 

Surface Pro 3 の特徴だった、ビジネスに便利な数々の機能が継承されています。

 

Surface ペン:別売のデジタイザーペンを購入することで、Surface Pro 3 と同等の手書き入力が可能です。

 

専用のドッキングステーション:デスクで USB や外部ディスプレイ出力など、豊富な外部インターフェースを利用することができます。

 

3 : 2 の画面比率:動画視聴時には黒帯が出てしまいますが、ドキュメントの作成・閲覧や OneNote による手書きメモに便利な縦横比に変更されました。

 

Mini Displayport: 高解像度の外付けディスプレイが接続可能になります。

 

(3) Surface Pro 3 を上回る機動力

 

Surface 3 はラインアップ上は Surface Pro 3 の下位モデルになりますが、Surface Pro 3 を逆に上回っている点もあります。具体的には、以下の点です。

 

小型・軽量・ファンレス:10.8 インチ / 622g / 冷却ファンなしと、Surface Pro 3 の 12 インチ / 800g より小型軽量。カバー込みでは、 200g 以上軽量です。

 

バッテリー寿命:「ビデオ再生で 10 時間」で、「ウェブブラウズで 9 時間」のSurface Pro 3 を上回ります。

 

LTE 通信:Surface Pro 3 にない LTE 搭載モデルが設定(※日本で発売されるかは未定です)

 

マシンパワーよりも機動力が重視される用途の場合は、むしろ積極的に Surface 3 を選択するのも十分にありではないかと思います。

 

加えて、コストパフォーマンス。 4GB RAM + 128GB SSD の上位モデル ($599-) は、Surface Pro 3 の最下位モデル ($799) の 4GB RAM + 64GB SSD  を上回っています。

 

結論:機動力を極めたビジネスクラス・タブレット 続報に期待

 

日本マイクロソフトでは、Surface 3 の発売について以下のリリースを出しています。続報を待ちましょう。

 

マイクロソフト、史上最薄・最軽量のSurface、Surface 3 を発表 | News Center Japan

日本におけるSurface 3の発売に関する情報については、現在最適な形での投入を検討しており、改めてお知らせします。

 

Surface Pro 3 の 3 月臨時ファームウェアアップデート詳細解説:ビジネス向け改善多数

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ビジネスユーザー向け大型アップデートが配信

 

日本時間3月27日早朝(米国時間3月26日)、Surface Pro 3の最新ファームウェアアップデートが配信されました。

今回の更新は、Surface Pro UEFI ファームウェアのアップデートです。

 

更新としては1件のみですが、改善点は多岐にわたります。

USB ドライブなどからの起動時に電源ボタンとボリュームボタン下の同時押しが不要になる、外部接続ポートの個別の有効・無効切り替え、UEFI設定のリモート管理など、ビジネスユーザーのお客様からのご要望を踏まえた改善点が多数あります。

 

詳細は、下記の公式サイトをご覧ください。

 

Microsoft Surface Pro 3 update history | Surface firmware updates

 

Surface Pro UEFI (v3.11.760.0) adds support for enterprise disk encryption, enhances the advanced configuration settings for device security, and adds configurable support from the Windows OS for provisioning scenarios.

 

 

なお、Surface Pro 3 の開発チームによる解説も同時に公開されています。以下、それを引用しながら更新内容をご紹介します。 

 

UEFIの改善点の詳細:公式ブログの解説

 

原文はこちらです。

Improvements to your Surface Pro 3 devices

http://blogs.technet.com/b/surface/archive/2015/03/26/improvements-to-your-surface-pro-3-devices.aspx

 

I. Modifications to boot process: It is now possible to configure UEFI to allow the system to boot from alternate devices such as USB flash drives and PXE, without requiring Volume Down button to be pressed at boot time.

ボリュームボタン下と電源ボタンを長押ししなくても、UEFIの設定でUSBメモリやPXE(ネットワーク)からのブートが可能になりました。

複数台のセットアップを実施される場合の煩雑さを軽減します。

 

II.   Advanced device security capabilities: Many customers have asked for advanced device security capabilities. For example, education customers want the camera turned off so students can focus on their learning experience in class. To support such unique scenarios, customers can now selectively disable following hardware ports on the device.

- Side USB port
­- Docking ports
­- Front camera
­- Rear camera
­- On Board Audio
­- MicroSD card
­- Wi-Fi
­- Bluetooth

Customers can also choose to disable Boot from Network (PXE) capability.

UEFI設定から、USBポート、カメラなどのデバイスの有効・無効を個別に切り替えることができるようになります。たとえば、教育用にカメラ機能は不要といった場合にご利用いただけます。

また、PXEブートを無効にすることもできます。

 

III. OS Configurable Settings: To help large enterprise customers support their provisioning scenarios, we have now added an interface to allow UEFI configuration settings to be managed remotely. In an upcoming update, we will be releasing a downloadable tool that commercial customers can use to configure UEFI settings on their devices.

大規模法人のお客様向けに、UEFI設定をリモートで行うことを許可するインターフェイスを追加します。今後、設定用ツールをダウンロード提供します。

 

IV. Surface Pro UEFI update (v3.11.760.0) improves customer experience while installing the firmware capsule updates.

- Improves performance of EFI applications such as 3rd party disk encryption software that   load before Windows.
­- Improves the reliability of the ESC key functions in pre-OS environments, such as Bitlocker Recovery screen.
­- Sometimes when the drivers would not load properly within Windows, the device would function well, but the driver would show a yellow mark in Device Manager. This would prevent the drivers from loading when trying to attach a cover or plug in a USB device. The update resolves this scenario.

サードパーティの暗号化ソフトウェアなどのEFIを利用するアプリケーションのパフォーマンスを改善します。

OS起動前の環境でのESCキーの機能の信頼性を改善します。

デバイスマネージャーで、Surface Pro Touch Controller Firmware に黄色い警告マークがつき、タイプカバーやUSB機器のデバイスドライバーが読み込まれなくなる現象を解決します。

 

アップデートの適用方法

 

現在、Windows Update で配信中ですので、自動更新または手動更新で適用ください。「システム ファームウェアの更新 2015/03/26 」という名称です。

 

また、社内でWSUS などをご利用の法人のお客様は、下記のページから ”Surface Pro3_150326.zip” または “Surface Pro3_150326.msi” をダウンロードしてインストールしてください。( 3/27 12:00 最新版の公開を確認しました )

 

Download Surface software, firmware, and drivers from Official Microsoft Download Center

 

.msi 形式のインストーラーは1月から提供が開始されました。詳細は以下をご参照ください。

 

Surface Pro 3 MSI Now Available

http://blogs.technet.com/b/surface/archive/2015/03/04/surface-pro-3-msi-now-available.aspx